大道具・小道具
大道具、小道具というのは、芝居では欠くことのできないものです。
うちのお芝居はスクリーンで背景やらなにやらを映してしまいます。だからよその劇団のお芝居よりは大道具というのは少な目になります。
衣装の方も、劇団員が今、必死に探したり、作ったりしてくれています。なにしろ昭和初期の物語なので時代考証が大変です。
道具関係のリストを作ってみました。こんなにたくさんの物がいるんですよ(笑)。
①卓袱台
②しげるの答案用紙
③銀行強盗の出刃包丁
※ 発砲スチロールに突き立てられぐらいの強度をもち
、なおかつ安全性の高いもの
④握り飯(本物)
※ 風呂敷包み、竹皮
⑤入浴時の手ぬぐい・二人分
⑥布団セット(掛け布団、敷布団、まくら)・二組
⑦山菜を入れるかご
※質素な感じのもの
⑧美和が持つ漬物
※お土産っぽい、竹皮包みの、紐でぶらさげるタイプ
⑨不思議な形の貝
※耳に当てるので、大き目で色模様が派手なもの
⑩昔風の原稿用紙と万年筆
⑪竹編みのくずかご
⑫美和からの手紙
※きれいな紙じゃない。チラシやビラの裏に文面
④の握り飯なんかは、食べたら無くなっちゃいますので、消えものなんて言い方をします。③の出刃包丁は作らざるを得ません。「突き立てられるぐらいの強度をもち、なおかつ安全なもの」・・・なんて無茶な注文だなぁ。。。(笑)。
どれを選択?
そうかぁ、結局五時間も付き合わせちゃったのかぁ…(感謝)。
音が入ってくるのは最後の最後という演出家が多いけど、ボクは早目に音がほしいタイプ。とりわけ今度の作品は、役者たちに目より音で妖怪たちを感じてほしいと思うのです。
今日実際に音を入れてみましたが、正直なところ「う~ん、弱い!」。もう少しインパクトのある音がほしいなぁ。。。二つ以上の音を混合させたらどうだろう・・・?
挿入曲の方はいい感じでした。洋楽のチョイスが、こてこての方言芝居をうまく中和してくれそうです(笑)。
今週から、出欠の連絡をML(メーリング・リスト)に送るように通達しました。ボクだけじゃなく全員が今日の参加メンバーを知るためです。結果、今日はどの場面の稽古になるかある程度予測がついたりします。稽古場に着く前に心の準備が出来るという仕掛けです。
そして、皆にこのMLを通して知ってほしいことがあります。
毎回の稽古を成立させるのは、最終的には、ボクじゃないってこと。欠席者が相次いで、もし参加者がたった一人になっちゃたら、、、
①最後の一人も欠席に便乗しちゃう?
②ボクが稽古の中止を宣言するのを待つ?
それとも、
③最低でも二人いれば稽古はできそうだ。よし、ちょっと無理して私が参加しよう!
きっと③を選択することが出来る劇団(ユニット)が、真の喝采を浴びることが出来るんじゃないかなぁ。。。
今日は30分前に一人のメンバーから欠席メール。その後立て続けに四人が続きました。結局、参加者三人。。。危ないところでしたぁ~~(苦笑)。
じゃれ合い
Sanaeが初めて参加、充実した稽古になりました。
小学生の兄弟の役を高校生の男の子と女の子が演じるのですが、この二人は同じ高校の同級生、しかも同じ演劇部仲間、普段の関係がビミョーに芝居に反映されてしまいます。
「ここは学校じゃない、稽古場に入ったら、同級生であることを忘れろ!」なんて言って注意するんですが、なかなか思うようには。。。
小学生の兄弟の、くっついたり離れたりのじゃれ合うような、あの独特の雰囲気をつくりあげたいんですけどね(笑)。
手を握り合うわけじゃないんだ。抱き合うわけじゃないんだ。
お尻同士がちょ~んと当たって離れたり、肘が触れ合ったり、時にはちょこんと頭をこづいたり。。。
後半は懸念の入浴シーンの稽古。
Sanaeの気持ちを確めながら、いろいろと試してみました。。。まぁ、なんとかなりそうです(笑)。
兄弟が二人で湯船に浸かりながら、いったいどんな“じゃれ合い”をするのだろう?
湯をぴちゃっとかけ合う? 水鉄砲を飛ばす? 息止め競争? 屁をこいてブクブク?(笑)
う~ん。。。
一人で考え込んだってダメだ。Kawamotoさんにも宿題を出しておきました。
美和のお母さん星
今回のお芝居の原作は、水木しげる先生の「のんのんばあとオレ」。
この原作をぜひ影絵劇で!と思いついたきっかけの絵があります。それがこのひとコマ。

ポスターやチラシにも使われた絵です。この星空(海蛍?)を舞台で表現できたら、どんなに綺麗だろう!ロマンチックだろう!・・・と。
美和ちゃんが、夜空にひときわ大きく輝く一番星と会話をするシーン。一番星は彼女のお母さん星です。
「星じゃなくて魂じゃないの?」という声もあるけど、妖怪や幽霊ばかりが出てくるお芝居です。この場面ぐらいはロマンチックな星のほうがいいんじゃないかなぁ。。。
昨夜、初めて見学に来てくださった土筆(つくし)さんに、いきなり相談してみました(苦笑)。
「う~~ん、一番思い入れのある場面なんですね。う~ん、大切なシーンだ・・・。」土筆さんはポツリひと言。。。困った顔ではなく、アイディアを搾り出すような顔をされてました(笑)。さすがです。
背景絵のフォトショ処理の手伝いをお願いしたのですが、あつかましくつい余分なことを。。。すいません。
土筆さんとは初対面だったのですが、とても楽しくお話ができました。みんなが帰っちゃった後、二人でじっくりと!いやぁ、これからが楽しみです。土筆さんにも楽しみながらやってほしいです(笑)。
昨夜は土筆さんの他にも、音響のHattaさんやOHKUSのOnoueさんも参加してくれました。たくさんの協力者が集まってきてくださって嬉しい反面、あまりにいっぺんだとプチ・パニックで的確な対応ができなくなります。月金にすべてを集中させるのはとても危険だなぁ。。。(一週間は7日あるんだから…。)
そんななか劇団員のMatsudaさんがあることをボクに頼むのに、小っちゃなメモを添付してくれました。。。忘れないようにって(苦笑)。。。
長い付き合いです・・・よくわかってらっしゃる(謝)。
取り扱い注意!
Onoさんの第二弾切り絵原画が出来上がりました。
松林の切り絵です。

この絵には、一度ダメを出しています。
①両端に人のシルエットが入るので、少し松の木を整理してほしい。
②道にでこぼこ感を出してほしい。できたら石ころとかも散りばめてほしい。
②に関しては、最初の絵は切りが入っていませんでした。Onoさんはテクスチャー処理をするつもりだったようですが、やはり細かい細工が欲しかった。
て、いうことで、石ころとでこぼこの部分だけもう一枚切り直すよう指示したつもりなのですが、、、
しかし、、、
出来上がってきたものはすべてつながっていました(驚)!もう一度最初から切り直したようです(謝、謝)。
この画像ではよくわからないかもしれませんが、この切り絵はすべてつながっているのです!!一箇所も切り離れてはいません。1㎜、2㎜の線が自由自在にくねっています。何より凄いのはちぎりはがしたような(バリのような部分が一箇所もないということ!
達人技です。。。
こんなのが出来上がってくると、取り扱いに神経を使います(汗、汗)。。。だって、どこかが切り離れちゃったら、ボクの責任ですから(涙)。

