エロキューション

テーマ:芝居づくり

エロキューションという言葉を初めて知ったのは、どこかの映画雑誌でした。(キネマ旬報だったかな…?)

ジェームズ・スチュワートのことを「独特のエロキューションをもった俳優」みたいに紹介してました。彼は、少しどもり気味で、くぐもったようなすごく特徴のあるしゃべり方をします。すぐさまエロキューションは“台詞回し”のことだと理解しました。

ジェームズ・スチュワートは、ハリウッド黄金時代の代表的二枚目俳優で、ヒッチコックの「裏窓」「めまい」、フランク・キャプラの「スミス都へ行く」「素晴らしき哉、人生!」などたくさんの名作映画に主演しています。ボクの大好きな俳優さんです。「ウィンチェスター銃'73」「怒りの河」「裸の拍車」「ララミーから来た男」、アンソニー・マンと組んだ西部劇も良かったなぁ~。。。

あるインタビューで「あなたの演技の長持ちする秘密は何ですか」と聞かれた時、彼はこう答えたそうです。「アイ・ドント・アクト。アイ・ドゥ・リアクト」 自らアクトする必要はない。相手の演技にただリアクトすればいいんだ。。。こういうエピソードもボクの中の好感度を上げちゃったりしたものです。


エロキューションをもっと詳しく調べると、、、
「演説・朗読や俳優の台詞(せりふ)などで、その効果を高めるための発声技術。話術。雄弁術。発声法。朗読法。台詞回し。」と書かれています。

「のんのんばあ」の主演俳優の彼は、ほんとに個性的です。
ただ、“独特のエロキューション”と形容するにはどうも抵抗があって…。
あれは、あくまでも天然のものであって、・・・術とか・・・法とかいうものとは全く違うもののような。。。(笑)。

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