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愛すべき小品

テーマ:映画・ドラマ
“愛すべき小品”という言葉があります。

映画の本を見ていると時々出てきます。
映画評論家の大御所・双葉十三郎とか、川本三郎とか、和田誠の本に必ずといっていいほど。。。

言葉の意味も好きですし、言葉の響きも好きです。

「お金があまりかかってなくて尺も比較的短い。キャストもそう豪華ではない。けれど上手くまとめられていて好感が持てる映画」。わかりやすく説明すると、こんなような意味になりましょうか。

巨匠と呼ばれる人たちにも“愛すべき小品”というのがあります。

黒澤明で言えば、「素晴らしき日曜日」。ジョン・フォードで言えば「幌馬車」。チャン・イーモウで言えば「初恋の来た道」。。。なんてところでしょうか。

僕の大好きな映画監督ビリー・ワイルダーにもあります。
それは、「アパートの鍵貸します」。尺も長いし、アカデミー賞も獲った名作なんですが、映画の作りは小品の趣があります。この頃はまだジャック・レモンもシャーリー・マクレーンも大スタアじゃなかったし。。。

「男はつらいよ」だって、第一作だけで終わっていれば、まごうことない“愛すべき小品”になっていたことでしょう。

てなことで、
今度の作品は、この“愛すべき小品”の称号を得ることを目標にしたいと思います(笑)。


天下の名監督たちの名を出して、、、、、、、、、誠にもってあつかましい話です。わっはっは~(大笑)。

天下分け目の直前稽古・な・の・に

テーマ:映画・ドラマ
今日は初の日曜日稽古。
二日連続で主役欠席。。。他の公演に駆り出されたのだ。

「どうしても、って頼まれちゃって。」・・・いくら高校生だって許されることではない。
引き受ける方も悪いが、頼み込む方の大人の神経も疑われるぜぇ~~(怒)。

主役もしょっちゅうスッポかすが、人形の方も未だ出来て来ず。。。
もう稽古している時間がない(涙)。
「忙しい」、「時間がない」、「他の予定があって」・・・ああ~、もう聞き飽きた。
僕は皆にそんなに無理を言ってるのだろうか?

むしゃくしゃした気持ちのまま家に帰って、
さてとぉ、、、
録画しといた「関ヶ原」(1981年TBS)でも観るかぁ~~。

いきなり冒頭、秀吉が諸大名を大広間に集めたシーン。
秀吉に宇野重吉、北の政所に杉村春子、淀君に三田佳子。。。う~む。
居並ぶ諸将は、家康に森繁久彌、前田利家が辰巳柳太郎、光成が加藤剛。。。ほぉ~~っ。
家康の傍らには三國連太郎演じる本多正信、光成の傍らには三船敏郎扮する島左近。。。二人とも貫禄十分!すごい!!
第二夜は、「さらば友よ」という副題がついていた。
家康と鳥居元忠(芦田伸介)との別れのシーン、光成に味方することを大谷吉継(高橋幸治)が決心したシーン、どちらも泣かせるわぁ~。
三浦友和の宇喜田秀家、栗原小巻の細川ガラシャ、出雲のお国の木の実ナナ、そして山内一豊の千秋実。。。よくよく考えると、、、このドラマでの配役が、僕の歴史上人物のイメージとして定着してるんだよね。

早坂暁の脚本、山本直純の音楽も特筆ものです!全三部をいっきに観てしまいましたぁ~~~。

永遠のTVドラマ

テーマ:映画・ドラマ
スカパーe2の日テレプラスで「前略おふくろ様」が始まりました。

いけないとは思いつつも、第一回を録画してしまいました。そして…。

ちょっぴり時間ができたので、ついついそれを観てしまいました。

ああ…、また、ハマってしまいそうです。

ついこの前までTBSチャンネルで「岸辺のアルバム」もやってました。

倉本聰と比べると、もう、山田太一のドラマは古くて観るのがつらいかなぁ…。山田太一も師匠の木下恵介と同じ運命をたどるのかもしれません。

テレビ・ドラマが永遠の命を保つというのは凄いことです。

影絵紙芝居「幸福の王子」

テーマ:映画・ドラマ

ドラマ「火の魚」の影絵劇上演のシーンをキャプチャーしてみました。

紙芝居のスタイルです。スクリーンが紙芝居のように一枚一枚差し替えられていくんですね。タネ板は木で作られています。絵の部分はペーパースクリーンかな?光源はよくわかりませんでした。

演目は「幸福の王子」。。。ボクの大好きなお話です。さわりの部分を聞いただけでも胸がきゅーんと締め付けられます。

プラ棒につけられたツバメが王子の像に飛んでいきます。。。演目は限られてくるだろうけど、とても可愛らしいです。

小さな島のお寺で、暗幕を張っての上演でした。島の子どもたちのリアクションはもちろん演技じゃないでしょう(笑)。

  上演が終わった後、尾野真千子扮する女性編集者はこう言います。「失敗しました。。。ツバメが死ぬところでセリフを急ぎすぎてしまいました。」
「落ち込んでるのか?そうは見えんけど…。」原田芳雄扮する老作家が問いただすと、彼女は、落ち込んでるんじゃなく恥じているのだと告白します。

そんな会話を交わしていると、孫を連れたおばあさんが訪ねてきます。「孫が大喜びでした。また観せてやってつかあさい。」

ちょっと戸惑ったような顔をする彼女。。。老作家は彼女を好ましく思うようになります。ボクもいっぺんにこのヒロインに好意を…(笑)。

エンドロールで“影絵劇協力”を確認してみました。。。浜崎ゆうこさん、となっていました。

 いったい何者なんだろう?。。。。。明日、ネットで調べてみよう。。。

ドラマ「火の魚」

テーマ:映画・ドラマ

先週の工房の飲み会でのこと。
「観てほしいビデオがある。」とOnoさん。。。どうやらドラマのようで、そのドラマの中に影絵劇を演じる場面があると言うのです。

昨日そのビデオを預かって、今朝、朝早く目覚めたので、パソコンに取り込むことにしました。頭出しがしてあって、その場面だけが観れるようになってました。

寝ぼけ眼で、録画スタート。

原田芳雄が主役です。。。彼は最近、じじい役が多いです。あえて艶っぽさを消して枯れた演技を心がけているような気がします。それがかつてないタイプのじじい役者を創りだしたのかもしれません。今やドラマ、映画で引っ張りだこです。

ドラマの内容は、瀬戸内海の小さな島を舞台に繰り広げられる、老作家と若い女性編集者の心の交流(淡い片思い?)てな感じかな。

相手役の若い女優は初めて見る顔です。。。こういう硬質な感じの女優(役?)にボクは弱い(苦笑)。
尾野真千子という女優さんだそうです。彼女が学生時代に影絵劇をやっていたという設定で、島民たちを観客に影絵劇を演じてくれます。もちろんとても印象に残るシーンでしたが、最も心に残ったのは、彼女が金魚の魚拓を作るシーン。金魚を水槽から掬い上げ、その体にナイフを入れる時の表情が秀逸でした!

とてもいいドラマで、一場面だけを観る(録る)つもりが、結局最後まで観ちゃって、そんでもって巻き戻して最初からすべてを観るはめになっちゃいました(苦笑)。Onoさんに感謝!

観終わった後、ネットで検索してみると、、、
NHK広島放送局制作のドラマで、中国地方限定のローカル放送だったようです。原作は室生犀星。室生犀星といえば有名な詩人ですが、小説にもいい作品があります。ボクの大好きな成瀬巳喜男も何作か映画化しています。
脚本は島根在住の女性作家・渡辺あや。新進気鋭の脚本家のようです。いい仕事をしています。地方に住みながら創作活動をしてるってのがまたいいですね。

あっ・・・・と。
肝心の影絵劇の場面は。。。う~ん。それに関する感想はまた後日ゆっくりと。

このドラマ。再放送があるようです。NHK総合で、8月2日(日)午前8:00から。(残念ながらまた全国放送ではないようですが・・・。)

よかったらぜひご覧になってください。おすすめです!題名は「火の魚」といいます。http://www.nhk.or.jp/hiroshima/program/etc2009/drama09/index.html

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