セックスと人工妊娠中絶~若者・未婚者・地域ごと・国ごと~
テーマ:保育、子育て
2009年04月15日 08時23分
イギリスでは13歳の子どもが赤ちゃんを作ったり、経済不況の中で結婚を求める声とキャリアウーマンでやっていく声が飛び交う中、興味深いデータを手に入れましたので紹介します。
少子高齢化と言われる中、国を維持していくためには何が大切かというと、やはり人、特に若い人がいなくては国を維持することはできません。
そこで子どもを産んでもらうための政策というのがいろいろ考えられ、最近では妊産婦検診を今まで以上に無料化したり、子どもの医療費を無料化したりする地域が増えてきました。
一人当たりの子どもにかける教育費、養育費が増える中では、個人的にとっても嬉しい流れです。
どうしても投票権を持たない子ども、そして投票率が低い子育て世代の大人に対する政策が手薄になっていて、高齢者にかけるお金の6分の1くらい(1人あたり)しか子どもにかけられていないといわれています。
同じだけのお金をかければ良いという訳じゃありませんが、それでももっと地域で子どもを産み育てることができる環境作りに力を入れるのは悪いことじゃないと思います。
さてさて、財団法人日本性教育協会が出してきたデータですが、「中学、高校、大学の男女のセックス体験率(100%から差し引くと童貞率、処女率になります)」の6年おきの推移です。

現代にかけて30年間、男女ともセックス体験率はかなり上昇しています。
特に大学・高校女子は1987年以降から上昇していますが、皆さんはどうでしたか?(^-^)
むしろ、男子に関しては1999年から2005年にかけて少し下がっているんですが・・・。
このあたりについては、出会い系サイトなどの影響や男子の消極化などいろいろな議論がありますよね。
ちなみに新聞報道なんかを見ると、ケータイをよく使う学生・児童の方がセックス体験率が高いそうで、我が子には携帯を早めに持たせられませぬ。
同じ資料でデート経験率の推移も載せていますので参考にして下さい。
セックス経験率の上昇ほどはデート経験率は上昇していないのがポイントです。
さて、次に未婚者の男女年齢別のセックス経験率の推移も見てみましょう。

昔ほど男性の方が若くしてセックスを経験する傾向にあったのですが、2005年以降は女性の方が若くしてセックスを経験するとデータ上は反転しています。
ただ、2002年頃まで未婚者の性体験比率は上昇していたのですが、それ以降男女、年齢を問わず低下しています。
未婚率の上昇と合わせて考えると、一生異性とセックスせずに暮らしていく人が増えているみたいです。

先日草食系男子のことについても触れましたが、やっぱりその影響でしょうか・・・。
人工妊娠中絶については、意外とちゃんとしたデータが社会に出回っていなくて憶測で話をする人が多いようです。
「中絶が増えている」とか「日本の中絶件数は多い」というのは誤りなので、合わせて紹介しておきます。
データは厚生労働省「保険・衛生御製業務報告」、社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2009」、国連「人口統計年鑑」です。

確かに1950年代には年間100万件以上の中絶があった日本で、中絶大国とも言われましたが、今ではかなりその数も減って国際比較でも、29万件と少ない方です。
日本の中絶が少なくなったのは、避妊にピルではなくコンドームが使われるようになったからであり、この裏で努力した人のことを思うと頭が下がります。
いつか「復活・プロジェクトX」や「その時歴史が動いた」で取り上げて欲しいくらいです。
最後に20歳未満未成年の地域ごとの人工妊娠中絶の推移と地域差も紹介しておきます。
資料は、厚生労働省の「衛生行政報告例」です。

実は千人あたり都道府県間の格差がかなり大きく、最高の佐賀県が14.2件(なんと鳥取県は第二位の12.9です)で、最低が奈良の3.6件です。
一般的に大都市圏の方が、婚前セックス率が高いとか中絶する若者が多いと考えられがちですが、むしろ実態は逆で、大都市よりも北海道・東北、中四国、九州の地方圏の方が中絶率が高くなっています。
これは僕も実感したことですが、イギリスにいた頃、地方に行けば行くほど生活に刺激が少なく、その為にセックスかドラッグに手を出すといわれており、イギリスでは大きな社会問題化しています。
地方のパブに行けば簡単にドラッグ密売人に会えますし、妊娠した高校生がとても多いことにビックリしました。
ただ、なんで山梨が低くて長野が高いのか、徳島は低くて高知は高いのか、島根は低くて鳥取が高いかの説明はまだつかないようです。
地域的な風土とか避妊の普及率、公衆衛生の取り組みで差が出てくるんでしょうね。
ふぅ、今日はずいぶん講義的な内容になっちゃいました・・・(^。^;)
少子高齢化と言われる中、国を維持していくためには何が大切かというと、やはり人、特に若い人がいなくては国を維持することはできません。
そこで子どもを産んでもらうための政策というのがいろいろ考えられ、最近では妊産婦検診を今まで以上に無料化したり、子どもの医療費を無料化したりする地域が増えてきました。
一人当たりの子どもにかける教育費、養育費が増える中では、個人的にとっても嬉しい流れです。
どうしても投票権を持たない子ども、そして投票率が低い子育て世代の大人に対する政策が手薄になっていて、高齢者にかけるお金の6分の1くらい(1人あたり)しか子どもにかけられていないといわれています。
同じだけのお金をかければ良いという訳じゃありませんが、それでももっと地域で子どもを産み育てることができる環境作りに力を入れるのは悪いことじゃないと思います。
さてさて、財団法人日本性教育協会が出してきたデータですが、「中学、高校、大学の男女のセックス体験率(100%から差し引くと童貞率、処女率になります)」の6年おきの推移です。

現代にかけて30年間、男女ともセックス体験率はかなり上昇しています。
特に大学・高校女子は1987年以降から上昇していますが、皆さんはどうでしたか?(^-^)
むしろ、男子に関しては1999年から2005年にかけて少し下がっているんですが・・・。
このあたりについては、出会い系サイトなどの影響や男子の消極化などいろいろな議論がありますよね。
ちなみに新聞報道なんかを見ると、ケータイをよく使う学生・児童の方がセックス体験率が高いそうで、我が子には携帯を早めに持たせられませぬ。
同じ資料でデート経験率の推移も載せていますので参考にして下さい。
セックス経験率の上昇ほどはデート経験率は上昇していないのがポイントです。
さて、次に未婚者の男女年齢別のセックス経験率の推移も見てみましょう。

昔ほど男性の方が若くしてセックスを経験する傾向にあったのですが、2005年以降は女性の方が若くしてセックスを経験するとデータ上は反転しています。
ただ、2002年頃まで未婚者の性体験比率は上昇していたのですが、それ以降男女、年齢を問わず低下しています。
未婚率の上昇と合わせて考えると、一生異性とセックスせずに暮らしていく人が増えているみたいです。

先日草食系男子のことについても触れましたが、やっぱりその影響でしょうか・・・。
人工妊娠中絶については、意外とちゃんとしたデータが社会に出回っていなくて憶測で話をする人が多いようです。
「中絶が増えている」とか「日本の中絶件数は多い」というのは誤りなので、合わせて紹介しておきます。
データは厚生労働省「保険・衛生御製業務報告」、社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2009」、国連「人口統計年鑑」です。

確かに1950年代には年間100万件以上の中絶があった日本で、中絶大国とも言われましたが、今ではかなりその数も減って国際比較でも、29万件と少ない方です。
日本の中絶が少なくなったのは、避妊にピルではなくコンドームが使われるようになったからであり、この裏で努力した人のことを思うと頭が下がります。
いつか「復活・プロジェクトX」や「その時歴史が動いた」で取り上げて欲しいくらいです。
最後に20歳未満未成年の地域ごとの人工妊娠中絶の推移と地域差も紹介しておきます。
資料は、厚生労働省の「衛生行政報告例」です。

実は千人あたり都道府県間の格差がかなり大きく、最高の佐賀県が14.2件(なんと鳥取県は第二位の12.9です)で、最低が奈良の3.6件です。
一般的に大都市圏の方が、婚前セックス率が高いとか中絶する若者が多いと考えられがちですが、むしろ実態は逆で、大都市よりも北海道・東北、中四国、九州の地方圏の方が中絶率が高くなっています。
これは僕も実感したことですが、イギリスにいた頃、地方に行けば行くほど生活に刺激が少なく、その為にセックスかドラッグに手を出すといわれており、イギリスでは大きな社会問題化しています。
地方のパブに行けば簡単にドラッグ密売人に会えますし、妊娠した高校生がとても多いことにビックリしました。
ただ、なんで山梨が低くて長野が高いのか、徳島は低くて高知は高いのか、島根は低くて鳥取が高いかの説明はまだつかないようです。
地域的な風土とか避妊の普及率、公衆衛生の取り組みで差が出てくるんでしょうね。
ふぅ、今日はずいぶん講義的な内容になっちゃいました・・・(^。^;)
コメント
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2009年04月16日 10時07分○ふみさん
出会うべくして出会えますよ。 -
2009年04月16日 10時06分○カルロスさん
えっ、もっと買いやすい状況ですか?
コンビニ、ドラッグストア、自動販売機などありますし、ネットでも買えますし。
恥ずかしいことじゃないので、カウンターが女性店員だろうと、堂々と買いますよ(^-^ゞ
何か他にアイデアがあれば是非米子で取り組みましょう!
あ、中学生、高校生であってもコンドームを買いやすい環境は確かに必要だと思います。
やはり自動販売機の増加でしょうか。 -
31歳。未だ童貞です。
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2009年04月15日 10時02分コンドームをもっと買いやすい状況ができればもっと中絶は減るのではと思います。
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