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紙の魔術師。

テーマ:日記的なもの

倉吉にあるという「なしっこ館」で、この春休みに面白そうな展示会があるみたいですね。

タイトルは「世界のしかけ絵本とくだもの絵本展」。

100点以上の世界のしかけ絵本が一堂に集まって自由に鑑賞できたり、珍しいしかけ絵本やしかけ絵本の歴史が展示されるということです。また、果物や野菜の絵本コーナーもできるみたいです。

個人的に「なしっこ館」は大好きな場所で、週に5日くらいは入り浸ってますが、そこでの展示会なので期待できそうです。

ちなみに仕掛け絵本っていうと小学校低学年くらいまで向けの子供だましと思われそうですが、大人が触っても面白い超仕掛け絵本というのがあって、中でも第一人者のロバート・サブダは「紙の魔術師」という異名を持つくらいの面白い仕掛けを作ります。

百聞は一見にしかずということで動画を貼ってみます。

○↓サブダの代表作「不思議の国のアリス」

○↓サブダじゃないけど、面白い絵本 

○↓スターウォーズまであります。

こんな大掛かりな仕掛け絵本だけで数十種類があるそうです。本気で読み出したら1日中過ごせるんじゃないでしょうか。期間は3月20日から4月25日までとのことです。

これらの本は本屋さんでも買えますが1冊4000円近くしますので、いろんな種類を楽しみたい人はぜひなしっこ館で楽しんでください。

以上、企画した人間が一番楽しんでいるという展示会のお知らせでした。

舌足らずだったので補足。

テーマ:日記的なもの
前回の記事で女子詩のどの辺が面白いのか、自分の言葉で全く説明してなかったので補足。

まず、今までも女性の性欲的なものを扱った小説や詩はたくさんあった訳です。大昔はタブーとされていたっぽいけど、そういったタブーに真剣に立ち向かって文学的に高い評価を得ているものもたくさんあります。
そして、反対にタブーをタブーとして捉えたまま描く過激な表現に走ったエロい文学もたくさんあるわけです。

僕の勝手なイメージですが、女性が性について語るときに、前者はスーツを着て語っているし後者は全裸で語っているような感じです。

で、大江真理さんの詩です。

これは、スーツを着てかしこまって文学的に語っている訳でもなく、全裸でエロチックに語っている訳でもない、普段着のワンピースを着て女友達に語っているような感覚、つまりガールズトークっぽい。
「女性」の詩でもなければ「女」や「性」の詩でもない、「女子」の詩なんですよね。

大江「わたし、この前知り合った男に、花束貰ってさー」
友人「ふーん」
大江「どうだ!キレイだろ!って自信満々の顔してるけど、私ぶっちゃけ花に興味ねーし。」
友人「ウケルw」
大江「あと、そいつエッチのときにやたらと乳首を舐めるんだけど、私は乳首じゃ感じねーっつーの。」
友人「マジで?おかしくね?あっ見て、あそこの女子高生すげー足太い。」
大江「ホントだwwあれっでも、ももにキスマークついてない?」
友人「マジだww」
大江「あんな太い足にキスマークつける男が居るんだね、キモーイ。だいたい他の男が舐めたかもしれないようなとこによくキスマークとかつけれるよねww」
友人「そもそもあんなところ吸われたって気持ちよくねーっつーの。男のエッチって勘違い多くね?」
大江「分かるー、つーか、ちんちんってナマコっぽくね?」
友人「ナマコとかwwウケルww」
大江「あんなナマコぶらさげたような奴にいじられるくらいなら自分でいじるほうがいいっつーの。」
友人「チョーウケルww」

こんな感じ。こんな会話をする登場人物が出てくる小説はたくさんあるけど、物語全体としては文学っぽい体裁を整えてたりします。そういう逃げ道を作らずに、普段着のガールズトークをそのまま詩という形式で出してくることが、やっぱり面白いと思うのです。

女子詩。

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こんばんは、年度まつです。

忙しい忙しい(笑)

ではこの辺で。

という訳にもいかないので、敬愛する高橋源一郎のtwitterで紹介されてた詩を紹介。

中原中也賞を落選した大江真理さんの『道の絵』という詩集の中の「夜の水」という詩です。

この長い詩をtwitterでつぶやくにはものすごく分割しないといけないんだけど、そうしてでも伝えたくなるのが分かるほど面白くてエロいです。そのものすごく分割されたものをくっつけただけなので、原文では改行がどうなっているのかは分かりません。それから、欲しくなったとしても『道の絵』は私家版なので手に入りらず、出版されるのを待つしかありません。

ちなみに高橋源一郎は「女性詩ではなく女子詩」とか「ガールズトーク詩」と伝えています。

なんで突然「ガールズトーク詩」を紹介したくなったのか、ここまで書いて自分でも今気付きました。nabikaさんのホワイトデー用のバナー広告が女子っぽくて面白かったからなんですね、多分。

という訳で以下、全文引用で手抜き。今回手抜きしたので、次回はオリジナルの「ボーイズトーク詩」に挑戦したいと思います、多分。

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花に感動できません。乳首舐められても感動できません。
どちらも自分は困らないけど、他人が困る。
わたしは、おんなのひととして、色んなものが欠けているのだと、おもわれるのだけが困る。
最近の女子高生はふとい脚にも痣みたいな唇のあとをつける、それが短い制服のスカートの裾から見えると吐きそうになる。男子の唇の痕は汚い。
男はなぜこの女子の、今まで他の男が触れていないところを探さなかったのだろう、こんな太い脚の、ほんのちょっとに、汚い痕を、蚊のように、他の男が吸っただろう場所の上に、情けない、他のものが触れていない場所に興味がないなんて、全てに唇を触れようとすればこの女子の体はもう全部赤褐色になって本当に醜いのだけれども、そんな姿だったらわたしは感動して話しかけたい。
いやあもう本当醜いけどなんて素晴らしいこと!だけどまあ男子女子はそんなんで満足するのだった。
そんなものでそんなもので、だから恋愛はだめだ、昭和以降に恋愛はない、街はいつでもばかみたいにセックスにしかみえない男子女子が連れ立って歩く、みんな死なないといけない。
そんな今の世の中でも海鼠はすてきだ、ただ、砂の上でじっとしていて、手で持つだけなら、それでもじってしている。
感動はしない。
神様、アダムは土からうまれた、土とは砂のことで、まずは性器から作ったのでしょう。
粘土で作りやすいかたちをしているものね、てきとうに丸めたり伸ばしたり、そこから発生したのでしょうね、人間は。
なので、海鼠はほんとうのほんとうに、最初の生きものなのかもしれませんね。
『そうだね、海鼠は手で握ってみて、振るとだんだん硬くなってくるよ、中から白いのがびゅっと出てくるから、ね、海鼠。形質と質量がね。あんたさ、海鼠ばっかり触ってないで、自分が乳首で感じられないことについて、もっと真剣に悩んだほうがいいんじゃないかな。ただでさえ汚いんだから』
君の考えからすれば、海鼠なんか人間の出来損ないだ(といって私の胸をさわる)、わたしはおんなだから、海鼠を料理せずにそのまま口に入れたり、さわったりしたいと思うのは、当たり前だということ。
おんなも、たどっていけば海鼠から生まれた。
人間が粘土に戻る時、人間は砂に還れても海鼠にはもどれない。
海鼠はただ海鼠としてじっとしていて、振られることもないから硬くなることもない、ただ何にもならずにずっと、海鼠だけがみたいな、そんなことをしていても、置いていかれないような、生きていられるような、感動はせず、ただじっと、「海鼠を、みつめる。」 (胸と)腰以外を好きになってくれる男でもいたらいいな、だいたいがみんなそれを必死でこねる、発達しない。
女子はひとりの夜いつも自分で自分をおしまいにする、自分でこねているとこの奇妙な形の性器一帯は粘土みたいに思えてくる必死でこねている、いやになる、作業。
セックスはひとつとひとつの作業、だいたいが一人で持つ。
みんながこうやって、こねているのだから…やさしいひとの顔さえも変な顔にみえてくる、怯える。
そのひとが自分からいなくなってしまう!男はいいように触るので、その形は自分で直すしかないのだから、女子が性器をいじるのはそういうこと粘土ややわらかくするには水がいる。
女子の水は体内から外へそっと出る、 夜に。

白衣の天使と合コンの話。

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タイトルと全然関係ないところから入りますが、内田樹先生のブログに下のような記述があって気に入っています。(学院標語と結婚の条件 (内田樹の研究室)  より引用)

どのような相手と結婚しても、「それなりに幸福になれる」という高い適応能力は、生物的に言っても、社会的に言っても生き延びる上で必須の資質である。それを涵養せねばならない。
「異性が10人いたらそのうちの3人とは『結婚できそう』と思える」のが成人の条件であり、「10人いたら5人とはオッケー」というのが「成熟した大人」であり、「10人いたら、7人はいけます」というのが「達人」である。
Someday my prince will come というようなお題目を唱えているうちは子どもである。

この抜き出したところだけ見ると、ああ達人になるとストライクゾーンが広がるんだなくらいにしか思えないかも知れませんが、続きを読むとそうではありません。正確に知りたい方はぜひ本文にあたっていただきたいと思いますが、ざっと説明すると多分こんな感じです。

達人の場合でも10人中3人はバツなのであって、達人がバツというくらいだから、この3人と結婚したらどうやったって「それなりに幸福になれる」ことは無いと考えてみます。そうすると10人の中から正確にバツの3人を避けて7人を選べる確率はランダムの場合だと0.833%しかありません。そうじゃない、ランダムじゃなくて人をきちんと見分けることが出来れば100%の確率で×の3人が分かる、それが達人だということです。競馬に例えると10頭立てのレースで、ビリから3頭にはならない馬を3頭選べるのが成人、5頭選べるのが成熟した大人、ビリ3頭をズバリ当てるのが達人ということになります。

つまり人をきちんと見抜く目があれば(オオハズレ以外の)誰とでも結婚して幸せになれるという意味ですね。

さて、長々と説明しましたが、そんな説明を聞かなくても単純にストライクゾーン的な感覚で受け止めても、なんとなく納得できちゃうのが、この内田説の面白いところです。

同年代という条件をつければ、異性が10人いたらそのうちの3人とは『結婚できそう』な気がするし、ひょっとしたら10人いたら5人とはオッケーかも知れないと言うのは、30歳を過ぎた人間には現実的な数字にも思えちゃいます。

しかし、20代だとまだ結婚に夢をみたいと思っても不思議はありませんので、10人中1人でも難しいかもしれません。そこで、同年代のほかにもう一つ、「白衣の天使」という条件をつけてみます。

同年代の異性の白衣の天使が10人いたとしたらと考えると、あら不思議、10人中7人と付き合いたくなってきます。これは条件なしで10人から選ぶよりもずっと効率的です。

という訳で、仮に20代の頃に「白衣の天使合コン」しか出席しなかったというろくでもない男がいたとしても、それは合理的な判断なので彼を責められないということが分かりますね。

蛇足ですが、僕の家内は白衣の天使ですが「偶然」知り合った相手です、運命ってあるんですね。

バンクーバーオリンピック後半原論

テーマ:○○原論
自分でコメントを要求しておきながらいうのもなんですが、リクエストが多かったのでプレッシャーを感じています。さらに後半は少し盛り上がりに欠けたんでネタ不足にも悩みましたが、約束どおり振り返ります。

言い訳はこのくらいにして、爆笑問題の紙上漫才の丸パクリ企画第6弾、題して「バンクーバーオリンピック後半原論」、相方は田中で。

前半を見てない人は前半から読んでくださいね、と。

掃除部長「なんだか尻すぼみになっちゃったね。」

田中「カーリングには期待してたんだけど、5連敗だもんな。」

掃除部長「チームの和が乱れちゃったのが敗因らしいね。前半はあんなに仲良さそうにガールズトークしてたのに。」

田中「それはお前の妄想だろ!」

掃除部長「後半はギスギスしてたもんな。『どっちを狙う?』、『・・・・・・知ってるくせに。』、『えっ?』、『昨日織田君の部屋にいたでしょ!この泥棒猫!!』みたいにね。」

田中「だから、そいつらはオリンピックでなにやってんだよ!そもそも織田君はそんなにもててなかっただろ!」

掃除部長「まあ、カーリングはそのくらいにしといて、やっぱり後半の目玉は女子フィギュアだったよね。」

田中「日本中が注目してた種目で、瞬間視聴率も40%を超えたらしいからね。」

掃除部長「でも結果はショックだったよ、俺は真央ちゃんを応援してたから、悔しくて悔しくて。」

田中「しょうがないよ、キムヨナは完璧な演技だったのに比べて、真央ちゃんはトリプルアクセル以外のミスが目立ったしさ。」

掃除部長「どうもトリプルアクセルを跳んだときにアクセルにフロアマットが挟まっちゃったらしいね。」

田中「トヨタ車かよ!」

掃除部長「ミキティーもミスしたんだけど『ミスじゃない、ユーザーのフィーリングの問題』って発言して問題になったんだよね。」

田中「それもトヨタだろ!ミキティーはトヨタ所属だけど、そんなこと言わないよ!」

掃除部長「それにしても、男子でも異論があったように採点競技っていうのはすっきりしない部分も多いよね、キムヨナの得点が高すぎるのもアレだけど、銅メダルのロシェットも得点が伸びすぎだろ。」

田中「まあ、ロシェットは本番直前に母親を失った極限の精神状態の中でよく頑張ったという意味もあったのかもしれないね。」

掃除部長「だったら、真央ちゃんだって、本番直前に藤田まことさんを失った極限の中で頑張っただろ。」

田中「真央ちゃんと藤田まことさんには何の関係もねーだろ!!肉親の死と一緒にすんなよ!」

掃除部長「はぐれ刑事バンクー派。」

田中「うるさいよ!もう時間がないからフィギュアのあとはざっと振り返るけど、女子パシュートで見事に銀メダル!それからエキシビジョンがあって、閉会式だったんだけど。」

掃除部長「閉会式の演出は粋だったね、開会式で動かなかった聖火の柱は実はコンセントが抜けてただけで、ピエロがコンセントに繋いだら動き出したという。」

田中「ミスを逆手にとった見事な演出だよね。ヨーロッパや北米にはユーモアの文化が根付いてるから、ミスも笑って許しちゃうんだね。」

掃除部長「トヨタも公聴会で同じことをすれば良かったんだよ、ピエロが出てきてブレーキのコンセントが抜けてましたって。」

田中「さすがにそれは許されないだろ!」

掃除部長「まあ、閉会式の演出もでさえ真面目な日本人の中には怒る奴もいるだろうからね。」

田中「まあ、そうだな。」

掃除部長「国母が『神聖な閉会式でふざけるな!』とか言い出したりさ。」

田中「ちょっと待てよ!国母には言う資格ないだろ!」

掃除部長「全体としては面白いオリンピックだったけど、最後は少し盛り上がりに欠けたね。」

田中「まあNHKの中継も津波情報で潰れたりしたからその影響もあったんだろうけど。」

掃除部長「津波だけに、話題をさらわれたっていうね。」

田中「うまくねーよ!もういいよ!!」

以上、14時30分にお昼休憩が終わっちゃうのでこの辺で。
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プロフィール

あああ

掃除部長

大山に生まれて30年少々。
素晴らしい自然と悪い友人たちに囲まれた生活を送っていました。
だがしかし!突然の倉吉転勤。大山の麓からの遠距離通勤をこなしながら、倉吉にも少しずつ慣れてきた日々です。

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